目黒区にある旧前田候爵邸洋館にて3日間にわたり開催された
アンティーク着物展へ出かけました。
スタッフの方々みずから ” アンティーク中毒 ” とおっしゃっていましたが
中毒になる気持ちはとてもよくわかります。
ただ、中毒にかかりつづけるには相当な資金が必要と予想されます。
たぶん、うらやましがっているだけで深入りできないまま終わることでしょう。
会場内に全38体のトルソーが絶妙な間隔で配置され、
もちろん、前後左右360℃から観賞できるようになっています。
着物ほど後ろ姿に気合を入れる衣装はないように思います。
どのトルソーも甲乙つけがたく、(つける必要はなく)
着物、帯、半襟、そして帯留めにいたるまでのトータルコーディネートに感心しました。
コーデが決定するまでの思案過程もまた楽しいのだろうな、と。
今年で3回目ということでしたが、展示の着物は一枚もかぶっていない(過去に展示していない)ものだとか。
そして、すべてスタッフさんの私物とうかがいました。
パンフレットには一体一体の見どころやコーデのポイントなど記載されていて
今、文面だけ読み返してもその姿が目にうかぶほどです。
会場の洋館も贅沢なもので、あちらこちらでため息をおとしてきました。
ワタクシと娘、ワタクシの友達とそのお母様という3世代で楽しめた素敵なイベント。
来年もぜひ開催していただきたいな、と思います。
スタッフのみなさま、お疲れ様でございました。
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