10日も前の事になってしまいましたが、3日間のお休みをいただいて娘と京都&奈良観光、そしてメイン・イベントである入学式というheavyな旅をしてきました。
(記事にするのが遅れましたが、興味のある方は来年の参考としてお読みください。)
今年の桜が早かっただけに、微妙な散り具合の各所を濃密に回ってきました。
あくまでも、入学式の前泊というスタイルなので満開の桜に時期を合わせることもできず、ちょっともったいない思いもありました。
でも、つくづく娘とも話したんですが、最盛期に来てたらどこも満員で大変な混雑だっただろう、と。
品種によっては見ごろの樹もあり、比較的マイペースで動けました。
ワタクシが一番行きたかったのは 「平安神宮」 で、庭園の枝垂れ桜の数に圧倒されます。
20年以上も前に、ひとり旅で訪れた際に満開の枝垂れに囲まれて魂が抜かれるくらい感動したのが忘れられなかったのです。
今回はそれ以来の再訪問。
京都駅からは烏丸線で烏丸御池駅乗り換え、東西線の東山駅が最寄りです。
24メーター以上の大鳥居は天にむかってそびえ立つようで圧巻ホレボレ
です。
庭園の桜もまぁまぁなんとか花をつけて待っていてくれましたので、娘をがっかりさせることもなくセーフ
”神社でウエディング” キャンペーンみたいのをやっていて、数組のカップルが洋装和装で撮影してるシーンに出会いました。
ここ、平安神宮の桜と白無垢のお嫁さんはとってもナイス
な光景でした。
日本っていいなぁ。。。
平安神宮から南禅寺に向かう途中に 「蹴上インクライン」 があって、そこも桜の中の散策はとても有名ですね。
明治時代の鉄道跡を歩けるんですが、残念ながら今年の桜は終わってました。
「南禅寺水路閣」はレトロチックで異国の雰囲気も醸し出しイイ感じ。
数年前の紅葉の時期には親子3人で訪れました。
人もまばらなのでポートレート風な写真を撮りまくり。。。
(モデルがそこそこなので出来はイマイチ
)
充分堪能したら、案内板に沿って、哲学の道〜銀閣寺へと向かいます。
「哲学の道」は八重桜が多かった記憶(20年前)があるのですが、染井吉野もずいぶんたくさん植えてありました。
最盛期にはまさにサクラの雲の中を歩くようなイメージでしょう
しかし、ここも広い通りではないのであんまり混んでしまうと川 (琵琶湖疎水) に落っこちてしまいそうで心配です
わらび餅やだんご等を売る茶店もそこそこあって ”花より団子” 派の方にも退屈しない散歩道。
2キロの道を歩くと 「銀閣寺」 への参道。
ここはお約束通り、左右にお土産屋さんと食べ物屋さんがズラリ。
ここでのんびりして、銀閣寺が閉まるといけないのでスルー。
修復しただけあって、庭も山道も整備されて大変美しゅうございました。
銀閣寺が銀色だと思っているのは小学生くらいでしょうか。
「銀閣寺」 から 「京都御所」 まで歩いてしまい、ちょっとだけ地下鉄に乗って 「二条城」 のライトアップ。
お城じゃなくて桜の樹ね。 ライトアップされてるのは。
この時期はどこでもライトアップしてますねん。
昼とは違った幻想的な見え方です。
写真は上手に撮れませんでしたのでライブで目にやきつけて帰りました。
以上のコースはとてもオーソドックス。
時期さえ間違えなければ確実に絶景が見られる名所だとワタクシは思います。
この後、1時間かけて奈良まで移動
し宿でダウン。
2日目は奈良「吉野山」の千本桜へ。
近鉄で橿原神宮乗り換え、特急で吉野まで。
行った時は下千本が終わり中千本が見ごろ、ということで駅からバスで中千本公園まで10〜15分乗ったでしょうか。
写真はバスの車窓から撮ったもの。
バスを降りてしばらく山道を登ると開けてきたのがピンク色のお山。
いやぁ〜、いい景色でした。
奥千本はまだ咲いていない、とのことでしたが山に登ったからには頂上まで行かなくては
っていう変なこだわりを持っている家族なもので。。。
健脚コース、と書かれていれば己をわきまえず挑んでしまう癖も持っていて。。。
なので、頂上 (奥千本) にある西行庵を見て下山したのでありました。
この山の特徴は、下・中・上・奥と順に桜が開花してゆくので期間中はどこかで桜が見られるというもの。
全部を一度に見渡せるわけではないので勘違いのないように。
この日も、最初に歓声をあげた中千本以降、ただのハイキング (失礼
) と化しました。
下山してくる人に笑顔がないし、「この先、桜咲いてますかぁ?」と心配気な質問もちらほら。。。
ワタクシは興味がなかったのでスルーしましたが、金峯山寺では「秘仏本尊特別ご開帳」とやらが6/9までの予定で開催されています。
御岳山もきつかったが、吉野山もハンパない。
それにしても、ワタクシよりもはるかに年配の方の多いこと
お達者な方が集まってるんですね。
膝が笑う一歩手前、翌日の入学式に備えて早めの帰路につきましたとさ。
肝心要の入学式については後の記事で。