あいにく今日の空はどんより。
撮りたい写真はあるのだけれど少々日照不足。
そこで、シリーズ「ワタクシのお気に入り」雑貨編です。
モノは陶器。それもちょいといい感じのお茶碗と湯呑のお揃いでR。(←ふるっ!)
まずは、お茶碗との出会いから始まったのでした。
仕事柄(というか当時は趣味で)浅草橋によく行って買い出しをしているんですが、もう5〜6年程前になると思います。
JRの西口改札の向かいに「茂吉」という陶器やさんが目に止まり、もともと陶器は好きだったので床が抜けそうな店内に恐る恐る足を踏み入れたワタクシと娘。
一通り店内をぐるりと一周したところお茶碗の中に可愛らしい猫ちゃんを発見したというわけ。
その時、閉店セールということなのに1,000円位したということは元はすっごく高価(ワタクシの基準)であっただろうことは予想できます。
たとえ娘が欲しがってもワタクシが納得しないと購入しない風習(?)が我が家にはあるのにこのケチなワタクシがOKをだし、さらに2客も購入したほどの気に入りようだったのです。
お店のおかみさんは「これで沢山食べて大きくなってね」って当時小学生だった娘に言ってくれました。(残念ながら沢山食べても大きくなってません
)
ご主人は「もう俺お金いらないもん」「息子がビル建てるっていうからさぁ」な〜んてことを言う大らかなおっちゃんでした。
しかも驚いたことに、そのお店は季節が変わっても年が変わっても依然閉店セールをやめないんです。
先ほどお店の名前を確かめるのに、あるブロガーさんの記事を読むと2006年4月にはセールをやっていて、ワタクシが昨年の秋頃久々に行った時もまだやってた
面白い店やなぁ。確かに良いもの(だろう)焼き物が無造作に積まれ埃にまみれている。
ふと上を見ると天井裏のような場所にもこぼれんばかりに商品(?)がわんさかあった。
売り切れるまでには世代が変わってしまいそうだよ。
長くなってしまったけれど、お見せしたいものがもう1品あるので。
今度は湯呑です。
こちらはお茶碗との劇的な出会いから3年位後に東京人形町の「せともの市」で鉢合わせしてしまったものです。
これを発見した時には大げさでなく「あぁ〜っ
」って声を出したほど。
しっぽの色を変えて2客購入。値段は覚えていません。ワタクシにはめずらしい買い方をしてしまいました。
これらには「yumi」のサインがあるので、デザインというか作者はどうやら「ゆみ」さんらしい。
いつものように
パチパチしてみたけどちょっと検索したくらいでは発見できませんでした。
今でも毎日使っています。
写真に撮らなかったけれど内側の底面にも猫ちゃんの顔が描いてあるんですよ。ほらよくラーメンどんぶりの底に「吉」とかあるように。です。
これは娘が嫁に行く(のか?)時に持たせてやろうと思います。
あぁ、まだ陽がでない〜
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