「もう、頑張れません。甘えさせてあげてください。」
被災地から京都の福知山市へ避難されたご主人が言っていました。
福知山市での移住を決意したそうです。
全国から被災者受け入れ施設の提示が徐々に増えています。
個人所有の空き家やアパート、不動産業所有の集合住宅などの無料賃貸。
市の方針や予算の関係がからむのでしょうが、どうか一人でも多くの人が「自分の天井」を持って寝起きできる環境が得られますように。
「頑張って」とはもはや彼らには向けられない言葉のような気がします。
運動会がんばって。勉強がんばって。
とは違うんです。
あるレベル、限界を越えてしまった人たちには残酷で無責任な響きではないか、と常々思います。
「前を向くことをやめないでください。」
これも陳腐かな。